大庭みな子/著 -- 日本経済新聞出版社 -- 2011.4 --

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
郷土 N/918.6/O11/24 0010011324803 郷土図書 禁帯 書架
書庫9門 /918.6/O11/24 0010011329971 一般図書 書架

資料詳細

タイトル1 大庭みな子全集  第24巻
著者1 大庭みな子 /著  
出版年 2011.4
出版者 日本経済新聞出版社
ページ数 755p
大きさ 20cm
ISBN 4-532-17524-5
内容紹介 “女性文学”の新たな扉を開き、絶えず文学の根源を刺戟しつづけた作家・大庭みな子の全貌を伝える全集。第24巻は、各賞受賞の言葉、選考委員として関わった選評、講演、インタビュ-、諸氏による大庭論・作品論などを収録。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
受賞の言葉 12‐20
推薦文 21‐28
選評 29‐99
アラスカで読む『老子』 100‐110
感じるままに 110‐130
文学とは 130‐132
文学における言葉 132‐145
『啼く鳥の』に見る女性と男性の間柄 145‐158
言葉の美しさを追求 159‐160
わが作品を語る 武田勝彦/聞き手 161‐169
わが作品を語る 武田勝彦/聞き手 169‐177
人間が帰属する場所 177‐178
消えない人間への不信 178‐191
くり返す反省の中で 191‐199
女は不可解な生命体 199‐200
生活の原点を訪ねて 200‐202
寄り添いたい感覚 大原泰恵/聞き手 202‐215
大庭みな子氏にきく 栗坪良樹/インタビュ- 215‐222
自分自身にも不可解なもの人間を動かす“何か”を… 222‐223
混沌の奥に潜むリアリティ 223‐226
大山公爵夫人秘められた手紙 鈴木健二/インタビュ- 226‐232
作家とその時代‐芥川・直木賞50年‐ 232‐233
女の表現、男の表現 233‐246
『啼く鳥の』著者インタビュ- 大和田守/インタビュ-・文 246‐248
三面川という意味が気に入りまして 草柳文恵/インタビュ-・構成 248‐249
「虹の橋づめ」大庭みな子さん 250
短編小説のようなエッセイ集 中島久美子/文 251‐252
大庭みな子さん語る 川口晃/インタビュ-・本誌 252‐254
自由に読み楽しむ 254‐255
肩ひじ張らずに描いた内面 255‐256
だって、わかることなんかに興味がないんだもん。 鈴木健次/インタビュ- 257‐264
生きる喜び 大村知子/聞き手 265‐266
名作を生み続ける 266‐269
かたちなきものの魅力 269‐276
解放された女たちの「かなしみ」それを忘れたふりはよくない 尾崎真理子/聞き手 276‐279
知識に縛られずに楽しめる作品 作者の人生が丸ごと伝わってくる 尾崎真理子/聞き手 279‐281
女性作家が無意識に描く予知夢 そこには現代そのものが息づく 尾崎真理子/聞き手 281‐284
作家のデビュ-作「三匹の蟹」 284‐285
子どものころから聞き知った街 人々から競馬場の話をよく聞く 285‐286
今月のひと大庭みな子 尾崎真理子/聞き手・構成 286‐290
夫婦の階段 谷口桂子/構成・文 290‐295
子供と自然 木村俊介/インタビュ- 295‐301
死ぬ恐怖 今はもうない 尾崎真理子/聞き手 301‐303
荒地の抒情 饗庭孝男/著 336‐347
『ふなくい虫』の詩的構造 平岡篤頼/著 348‐358
「女」の場‐寓話と現実‐ 大橋健三郎/著 359‐361
女の性という観点 上田三四二/著 361‐364
大庭みな子を読む 川西政明/著 364‐373
帽子の聴いた物語 吉増剛造/著 373‐375
根の深い木 川村湊/著 375‐378
大庭みな子『霧の旅』Ⅰ・Ⅱ 三枝和子/著 378‐380
演劇的に構成される 古屋健三/著 380‐382
エコロジカルな解放 佐伯彰一/著 382‐385
蔓草のような人間模様 鈴木貞美/著 385‐386
人の生と関係性描く 富岡幸一郎/著 386‐387
大庭みな子と隠喩 三浦雅士/著 387‐406
久々の伝記文学名作 鶴見俊輔/著 407‐408
鳥たちの行方 菅野昭正/著 408‐426
「三匹の蟹」ふたたび リ-ビ英雄/著 426‐432
作品の評価について 田邊園子/著 432‐446
一族の歴史を立体的に描く佳篇 増田みず子/著 446‐447
共生と循環 水田宗子/著 448‐460
大庭みな子『海にゆらぐ糸』 宮内淳子/著 461‐472
小説家の魂の源泉 加賀乙彦/著 472‐475
らしくなるか、らしくならないか ミチコ ニイクニ ウィルソン/著 475‐488
黒い大きなもの イルメラ ヒジヤ キルシュネライト/著 488‐496
書き続けることが運命 道浦母都子/著 496‐503
幻想と美と男 千石英世/著 504‐513
呼びかけに応じた多くの情熱 清水良典/著 513‐515
大庭みな子覚え書 野村忠男/著 515‐535
二十弗札の行方あるいは霧の中 千葉一幹/著 535‐541
初期作品に見る「蟹の目」 田中弥生/著 541‐546
大庭みな子の笑い 江種満子/著 546‐557
新たな関係性の構築に向けて 与那覇惠子/著 557‐573
『啼く鳥の』試論 田鳴/著 573‐586
七里湖という場所 タン ダニエラ/著 586‐590
ト-テム・ポ-ルと浦島伝説 勝又浩/著 590‐606

著者紹介

著者紹介1-1 1930~2007年。東京生まれ。津田塾大学英文学科卒業。「三匹の蟹」で群像新人文学賞・芥川賞受賞。ほかの著書に「寂兮寥兮」「浦安うた日記」など。