野村純一/著 -- 清文堂出版 -- 2012.5 -- 388.08

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
社会科学 /388/N95/7 0010012323186 一般図書 書架

資料詳細

タイトル1 野村純一著作集  第7巻
巻の書名 世間話と怪異
著者1 野村純一 /著, 野村純一著作集編集委員会 /編集  
出版年 2012.5
出版者 清文堂出版
一般件名 口承文芸
ページ数 7,461p
大きさ 22cm
ISBN 4-7924-0709-4
NDC分類(10版) 388.08
内容紹介 野村純一の著作のうち、世間話や現代伝説、笑話の話し手などに関するものを収録。列島を跋扈した口裂け女や童の怪など、現代および都市の怪異・噂話の分析、話し手、はなしのフォ-クロアの解明に挑む。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
日本の世間話 3‐202
「世間話」の話 205‐213
“知識”としての世間話 214‐218
「女房の首」の話 219‐230
呪術の転落 231‐238
備北の話千両 239‐243
解説 244‐252
トリックスタ-頑張れ! 253‐254
精霊と咄 257‐283
「一寸怪」の素姓 284‐302
解説 303‐313
話の素姓 314‐325
七不思議とは何か 326‐340
現代の妖怪 341‐345
“口裂け女”の消息 346‐350
桃から産まれぬ桃太郎 353‐354
悪病退散願い寝物語に 355‐356
金太郎の「赤」は力の象徴 357‐358
乳離れできぬ金太郎 359‐360
時勢にあらがう荷風の筆 361‐362
江戸の町 奇談の舞台に 363‐364
「こんな晩」今に続く素材 365‐366
幸せ告げる奇妙な獣 367‐368
乱世によみがえる「件」 369‐370
時空超える「牛の如の者」 371‐372
発展性ない現代の「牛女」 373‐374
都市型妖怪「口裂け女」 375‐376
“革新派妖怪”口裂け女 377‐378
なぜ三人姉妹の末っ子に 379‐380
話のカギ握る末っ子 381‐382
読初で祝う初春 383‐384
「祝儀物」用の「鶴亀松竹」 385‐386
子どもも楽しんだ「百物語」 387‐388
「百物語」にも作法あり 389‐390
江戸から続く「四隅の怪」 391‐392
不意に現れる一人 393‐394
遊びに加わる座敷わらし 395‐396
回って呼び出す異界の子 397‐398
鼠の往来に「別天地」思う 399‐400
大人にも人気「鼠の嫁入り」 401‐402
貫く女性原理 町人の心意気 403‐404
中国の物語は猫が登場 405‐406
猫が登場した理由とは 407‐408
鼠よけの猫は日中共通 409‐410
猫絵の殿様 月に三百七枚 411‐412
猫と狐は近い間柄!? 413‐414
老婆に化けた猫 415‐416
眼を治し、命救った猫も 417‐418
不吉の象徴“猫の首” 419‐420
混じり合う猫・狐・狸 421‐422
狸“裁いた”町奉行 423‐424
大震災で消えた泣き茶釜 425‐426
能書家の狸 427‐428
狸が集めた浄財 429‐430
「大徳寺さま」の筆跡 431‐432
気位の高い狸たち 433‐434
東京発の新話「狸の偽汽車」 435‐436
都市伝説のはしり 437‐438
解説 齋藤純/著 447‐454
解題 花部英雄/著 455‐461

著者紹介

著者紹介1-1 1935~2007年。東京市生まれ。國學院大學文学部卒業。同大學名誉教授。