芳賀章内/著 -- コ-ルサック社 -- 2012.4 -- 911.5

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
書庫9門 /911.5/H12/ 0010012054088 一般図書 書架

資料詳細

タイトル1 詩的言語の現在 
副タイトル1 芳賀章内詩論集
著者1 芳賀章内 /著  
出版年 2012.4
出版者 コ-ルサック社
一般件名 詩(日本)
ページ数 316p
大きさ 21cm
ISBN 4-86435-052-5
NDC分類(10版) 911.5
内容紹介 芳賀章内の、歴史を通して現在・未来社会の内面の在りかを探求していく詩的言語を分析する詩論をはじめ、詩人論・追悼文・書評、論考・エッセイ、「鮫の座」論考などを集成。鈴木比佐雄による解説、初出一覧も収録する。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
新現実主義という現実・メモ 10‐20
北川冬彦のリアリズム 21‐35
詩的言語の位相 36‐44
詩的現実性の二、三の意味 45‐51
フロイトとシュルレアリスム 52‐58
声の聞こえる詩声の聞こえない詩 59‐69
社会派の詩的言語について 70‐75
詩の、今 76‐81
戦後詩とアメリカナイゼ-ション 82‐88
二十一世紀のメディア社会における詩のあり方 89‐96
「講演」宗左近の詩的精神と縄文の精神性 97‐108
草野天平の詩的位相 112‐115
反権力の詩人の逝去を悼む 116‐118
時代と詩 119‐121
葉書が描く早川琢の像 122‐124
死と詩 125‐127
信頼に満ちた一書 128‐131
独想的視角、「農」のなかの賢治像 132‐137
愛の存在としてのダイアロ-グ 138‐140
柔構造の祈りとポエジ- 141‐143
原田道子詩集『天上のあるるかん』の持つ今日性 144‐146
二十一世紀の人間課題に迫る 147‐150
貘先生につづく第一等の笑いの詩人 151‐152
新たなることばの分節 153‐156
神話性について 160‐161
神話性という世界 162‐163
読める詩、読んで貰いたい詩 164‐165
詩作の多様性 166‐167
歴史性と詩性・メモ 168‐169
共感性とその周辺 170‐177
随想・美の混濁 178‐179
随想・たはれの詞あり 180‐181
ダイアロ-グの姿勢 184‐186
日本人の咀嚼力 187‐189
生命体としての言葉 190‐192
「宮城のある町」の地方性 193‐195
戦争詩を隠蔽する詩人の精神構造 196‐198
一回性の生身がもつ悲しみ 199‐201
日本人としての共同体構造の解明 202‐204
個の拡散にどう対応していくか 205‐207
戦中・戦後にかけての子供の戦争体験 208‐210
歴史的存在としての自己 211‐213
日常性の詩的倫理 214‐216
戦争に対する個の叫び 217‐219
反侵略の思想 220‐222
言語による新しい(創造的)詩経験 223‐225
出版社の生存の問題 226‐228
白い砂浜の存在の声 229‐231
個よりもいつもムラ共同体が優先 232‐234
人間に奉仕する言語生産の意味 235‐237
失なってはならないものは何か 238‐240
肉体化される思想の行方 241‐243
不断に新しい生の局面を示す記号 244‐246
音の論理を生かす正統な比喩構造の場 247‐249
「かぎりなく散文に溶解する」現代詩 250‐252
日本語の宿命 253‐255
新たなる抒情を形成する磁場 256‐258
言葉の外に出はじめている詩人 259‐261
カオス(無意識)は言(言葉)によって作り出される 262‐264
ロシア・フォルマリズムとその系統に属する文学理論 265‐267
感動を作り出す作品の創造 268‐270
言葉は「肉体=魂」の中でしか生まれてこない 271‐273
多目的生産社会を横断する言語の場 274‐276
佐藤信夫の《発見的認識の造形》 277‐279
固有の小さな物語を追いつづけること 280‐286
電脳時代の詩の批評性 287‐289
現代詩と自然 290‐292
「不条理」の美学 293‐295
現代詩論考に歴史認識と思索力を与える人 鈴木比佐雄/著 298‐306