富岡幸一郎/編 -- 藤原書店 -- 2015.11 -- 910.268

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
書庫9門 /910.2/N94/ 0010015419333 一般図書 書架

資料詳細

タイトル1 文学の再生へ 
副タイトル1 野間宏から現代を読む
著者1 富岡幸一郎 /編, 紅野謙介 /編  
出版年 2015.11
出版者 藤原書店
個人件名 野間宏
ページ数 779p
大きさ 24cm
ISBN 4-86578-051-2
NDC分類(10版) 910.268
内容紹介 全体小説を構想した作家・野間宏の全貌‐。野間宏の没後に発足した「野間宏の会」による講演や対談、シンポジウム等をまとめた会報から精選。作品論、作家論、人物論などを収録する。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
野間宏の“表現”の力 高村薫/著 17‐34
三・一一と野間宏 高橋源一郎/著 35‐47
システムに抗する文学の可能性 古川日出男/著 48‐59
言葉の断片、切れはしの尊厳 浅尾大輔/著 60‐69
野間宏の時空 黒井千次/著 70‐79
野間宏と戦後文学 古井由吉/著 80‐89
執拗と拘泥 島田雅彦/著 90‐96
現在における野間文学 町田康/述 97‐107
野間宏から現代文学へ 中村文則/述 108‐114
越境者と文学 リ-ビ英雄/述 115‐125
作家の青春 藤沢周/述 126‐138
「戦後文学」を問う 奥泉光/述 139‐171
文学よ、どこへ行く? 奥泉光/述 173‐203
野間さんのテンポ 安岡章太郎/著 207‐210
野間君の憶い出 久野収/著 211‐215
「戦後文学」とは何だったか、そして、何か 小田実/著 216‐228
野間宏と小田実のあいだ 針生一郎/著 229‐235
野間宏の詩的周辺 長谷川龍生/著 236‐241
野間宏の詩と生涯 辻井喬/著 242‐246
戦後・廃墟の文学としての野間宏 三枝和子/著 247‐252
野、宏、野、間、間、野、宏、… 荒川修作/著 253‐257
日本における聖と賤 沖浦和光/著 258‐264
AA作家会議の野間宏の思い出 中薗英助/著 265‐274
全体と共生 中本信幸/著 275‐282
野間さんと狭山裁判 佐木隆三/著 283‐289
野間宏と『狭山裁判』 庭山英雄/著 290‐293
野間宏と転向 藤山純一/著 294‐305
戦後文学再考 西川長夫/著 306‐317
『人民文学』と野間宏 紅野謙介/著 318‐329
「戦後文学」を問う 木下順二/著 330
野間文学の本質追求を 埴谷雄高/著 331‐332
野間宏の臨終 藤山純一/著 332‐333
無償性こそ創造を支える力 木下順二/著 333‐334
「詩人」竹内勝太郎と「三人」 竹之内静雄/著 335‐337
若い頃は、野間にそっぽを向いておりました 野間光子/著 337
野間宏さんの思い出 大沢文夫/著 338‐339
危機の世紀 土方鐵/著 339‐340
真砂町のころ 大庭みな子/著 340‐341
新しい時代の文学 高銀/述 342‐353
野間宏のコスモロジ-
前衛作家としての野間宏 中村真一郎/述 355‐359
全体小説としてのコスモロジ- 小田実/述 359‐364
パネルディスカッション 中村真一郎/述 365‐386
基本を真剣に見つめる眼 中村桂子/著 387‐388
野間宏の歴史意識 富岡幸一郎/著 388‐390
随想 夏剛/著 390‐391
野間宏における詩と社会性、詩の社会性 ブレット ド バリ-/著 393‐399
「暗い絵」から“Dark Pictures”へ ジェ-ムズ レイサイド/著 400‐404
野間宏からうけつぐべきもの ギブソン マツイ ケイコ/著 405‐411
スペイン語版『暗い絵』 田辺厚子/著 412‐414
野間氏を偲んで 劉徳有/著 415‐418
執拗な探究者 陳喜儒/著 419‐422
野間宏の最後の手紙 張偉/著 423‐431
個と全体の相剋 張石/著 432‐441
野間宏先生の顔 高銀/著 442‐443
「生きものらしさ」とは何か 大沢文夫/著 444‐460
生命科学から生命誌へ 中村桂子/著 461‐469
環境問題にとりくんだ野間さんの思い 山田國廣/著 470‐476
自然法爾のこと 川那部浩哉/著 477‐478
アヴァンギャルド野間宏 塚原史/著 481‐489
暗い想像力 亀山郁夫/著 490‐504
リアリズムの方法 奥泉光/著 505‐510
地図と迷路 山下実/著 511‐524
集団的主体性をめざして 針生一郎/著 525‐538
野間宏と「顔」 石井洋二郎/著 539‐554
『顔の中の赤い月』を読む 中沢けい/著 556‐563
戦後文学で加害責任を初めて問うた 池田浩士/著 564‐571
野間宏における官能性 川崎賢子/著 572‐582
野間文学における悪人性 西川長夫/著 583‐590
戦争を伝える 道浦母都子/著 591‐601
経済と肉体 富岡幸一郎/著 602‐611
野間宏と文学変革 菅野昭正/著 612‐622
野間宏と仏教 尾末奎司/著 623‐637
日本におけるサルトル論争 澤田直/著 638‐651
野間宏とサルトル 海老坂武/著 652‐667
野間宏と大阪(関西) モブ・ノリオ/著 668‐676
『青年の環』と大阪(西浜) 日野範之/著 677‐689
野間宏の後期短篇について 山下実/著 690‐698
最後の小説の可能性 富岡幸一郎/著 699‐702
『時空』の時空 大槻慎二/著 703‐708
野間宏と全体小説 高橋源一郎/著 709‐716
日本の裁判を知る大事な記録 大野晋/著 718
現代の魔女裁判弾劾の書 木村康/著 718
「ドレフュス事件」と類似する「狭山事件」 稲葉三千男/著 719
「狭山裁判」と野間宏 日高六郎/著 719‐721
「奈落を考える会」と野間宏 梅沢利彦/著 721‐722
差別と人間 沖浦和光/著 722
野間宏と狭山裁判の思想的意味 久野収/著 723
全体小説と『狭山裁判』 佐木隆三/著 723‐724
野間さんの遺志 中山武敏/著 724‐725
巨人のライフワ-クの全貌を知る必要 針生一郎/著 725
野間さんの執筆動機 土方鐵/著 726
野間宏さんを憶う 真継伸彦/著 726‐727
野間さんの言ったこと 安岡章太郎/著 727‐728
全体小説作家生成のドラマ 尾末奎司/著 729‐740
野間宏の戦場記録をよむ 辺見じゅん/著 741‐748
野間さんの俳句 土方鐵/著 749‐751
体験の捉え方 黒井千次/著 752‐755
性と如来 日野範之/著 755‐757
冬の時代の青春 石田健夫/著 758‐760
日記の中の中野重治と小林秀雄 木村幸雄/著 760‐762
或日の野間宏 山縣煕/著 763‐766
時代を予見する文学の力 富岡幸一郎/著 768‐770
未完の作家・野間宏 紅野謙介/著 771‐773