張競/編 -- 岩波書店 -- 2016.5 -- 319.1022

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
日本海 J/928.7/C52/3 0010016369970 日本図書 書架

資料詳細

タイトル1 日中の120年 文芸・評論作品選  3
巻の書名 侮中と抗日
著者1 張競 /編, 村田雄二郎 /編  
出版年 2016.5
出版者 岩波書店
一般件名 日本‐対外関係‐中国‐歴史
ページ数 10,315p
大きさ 22cm
ISBN 4-00-027223-0
NDC分類(10版) 319.1022
内容紹介 盧溝橋事件を経て両国は全面戦争に突入する。すべてをさらけ出す戦火の中、文学者たちは何を描いたのか。金子光晴、謝冰瑩、井伏鱒二、茅盾らの作品をとおして、殺戮と破壊のさなかに結ばれた日中の極限的な関係を見る。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
没法子 金子光晴/著 3‐10
杭州 小林秀雄/著 11‐21
北京の輩に寄するの詩 武田泰淳/著 22‐23
土民の顔 武田泰淳/著 23‐24
支那と中国 竹内好/著 25‐32
中国との文化的接触の道程 藤田嗣治/著 33‐35
シナ人のこころ 奥野信太郎/著 36‐44
私は信じ私は待つ 草野心平/著 45‐46
支那軍の鬼畜性 山川均/著 49
山川均先生に 巴金/著 50‐60
日本の娼婦と文士 郁達夫/著 61‐63
戦禍の北支雑感 吉川英治/著 64‐68
北支事変について 萩原朔太郎/著 69‐70
蕭軍より中野重治に 蕭軍/著 71‐78
中野重治より蕭軍へ 中野重治/著 79‐85
日本獄中生活 謝冰瑩/著 86‐89
壁のスロ-ガン 謝冰瑩/著 89‐92
南京より 黄瀛/著 95‐96
事変余話 井伏鱒二/著 97‐100
日本の友人へ 巴金/著 101‐107
閘北三義里の戦蹟 佐藤春夫/著 108‐112
神聖なる砲声の中で 茅盾/著 113‐114
恐怖の手段によって屈服させられるものにあらず 茅盾/著 114‐116
敵の文化破壊から語り起こす 茅盾/著 116‐118
戦禍の北支上海を行く(抄) 吉屋信子/著 119‐126
児童の最大の敵を撃退せよ 老舍/著 127‐129
上海雑観 三好達治/著 130‐139
敵の飛行機と大砲に大いなる感謝を 陳独秀/著 140
沈思せよ蒋先生 高村光太郎/著 141‐142
支那に対する我が認識不足 桐生悠々/著 145‐151
「東亜協同体」の理念とその成立の客観的基礎 尾崎秀実/著 152‐162
日本国民に告ぐ 蒋介石/著 163‐167
近衛声明を反駁す 蒋介石/著 168‐179
華僑某君に答ふ 汪兆銘/著 180‐185
日本に寄す 汪兆銘/著 185‐188
誤れる支那観の是正 橘樸/著 189‐203
私と日本 周幼海/著 204‐209
日本概観(抄) 周幼海/著 210‐217
胸中の苦悶 吉田東祐/著 218‐223
支那大陸を重視せよ 東洋経済新報/編 224‐226
駱駝行(抄) 室生犀星/著 229‐236
満洲の風物 保田與重郎/著 237‐245
満洲の印象 小林秀雄/著 246‐259
奉天所感 佐多稲子/著 260‐262
大連の印象 佐多稲子/著 262‐265
爆発 菊池寛/著 266‐269
満洲開拓体験記 葉山嘉樹/著 270‐272

著者紹介

著者紹介1-1 明治大学教授。比較文化学、東アジア文化交流史。著書に「海を越える日本文学」など。
著者紹介1-2 東京大学教授。中国近代史。共著に「清末中国と日本」など。