久保田淳/著 -- 翰林書房 -- 2016.7 -- 910.268

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
文化芸術 /910.2/I99/ 0010016364875 一般図書 書架

資料詳細

タイトル1 鏡花水月抄 
著者1 久保田淳 /著  
出版年 2016.7
出版者 翰林書房
個人件名 泉鏡花
ページ数 279p
大きさ 22cm
ISBN 4-87737-399-3
NDC分類(10版) 910.268
内容紹介 世界のどこにも魔界を見出しえた作家泉鏡花の、名作「歌行燈」をはじめとするおびただしい数の作品について、多彩な引用を分析し、表現の機微を探りつつ、その文学における自然や都市、ひたむきに生きる女や男の姿を考察する。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
鏡花世界小見 7‐11
古典文学と近代の作家 12‐23
悪所と魔界 24‐39
『大東京繁昌記』の刊行 40‐45
『風流線』とその背後にあるもの 46‐70
泉鏡花とうた・うたひ・音曲 71‐89
泉鏡花の作品の日本的特性について 90‐104
泉鏡花が描いた恋愛の姿 105‐122
文学に見る女と男・その愛のかたち 123‐147
『歌行燈』における近世音曲・演劇 148‐161
『唄立山心中一曲』論 162‐177
『龍胆と撫子』における古典の引用 178‐185
鏡花作品に見える古典文学 186‐189
コスモスと築地居留地 193‐195
明治三十年代のお菓子 196‐198
一本桜・七本桜 199‐202
『芍薬の歌』の思い出 203‐205
明治の東京寸景 206‐212
鏡花の風土 213‐254
鏡花作品の下町一斑 255‐258
鏡花世界の桜 261
浮草小町 262‐264
『歌行燈』派 265‐266
文学と都市 267‐269
あとがき 270‐279

著者紹介

著者紹介1-1 1933年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。文学博士(東京大学)。東京大学名誉教授。著書に「新古今歌人の研究」「富士山の文学」など。