宇沢弘文/著 -- 東洋経済新報社 -- 2016.11 -- 331.04

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
書庫3門 /331/U99/ 0010016394524 一般図書 書架

資料詳細

タイトル1 宇沢弘文傑作論文全ファイル 
副タイトル1 1928‐2014
著者1 宇沢弘文 /著  
出版年 2016.11
出版者 東洋経済新報社
一般件名 経済学 , 社会資本
ページ数 13,420p
大きさ 22cm
ISBN 4-492-31486-9
NDC分類(10版) 331.04
内容紹介 経済・社会の様々な問題に取り組んだ哲人経済学者・宇沢弘文。その思想の根幹である社会的共通資本の概念、人間のための経済学の考え方を一望できる論攷集。ジョセフ・スティグリッツ教授による追悼シンポジウムの講演も収録。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
宇沢先生が生涯をかけて教えてくれたこと ジョセフ E スティグリッツ/著 3‐18
一高リベラリズム、経済学との出会い 20‐36
市場原理主義への疑問 37‐41
帰国‐ヴェトナム戦争の奔流に巻き込まれて 42‐48
帰国して直面した「豊かな社会」の貧しさ 49‐59
自動車の社会的費用を問う 62‐72
自動車の社会的費用と経済学 73‐84
自動車は都市を破壊する 85‐97
正統派近代経済学の限界 100‐129
市民の基本的権利と経済理論 130‐134
勢いづく市場原理主義への懐疑 135‐157
経済学の新たな課題と社会的共通資本の概念 158‐164
社会的共通資本とコモンズ 165‐175
社会的共通資本と都市 176‐192
公害・環境破壊規制の考え方 194‐203
自然環境資本の位置づけ 204‐213
温暖化対策の理論 214‐223
地球温暖化の対策‐炭素税と大気安定化国際基金の提案 224‐231
経済学的に見た日本の医療 234‐242
医療制度にもしのび寄る市場原理主義 243‐251
医療費抑制が招く危機的状況 252‐255
社会的共通資本としての医療 256‐261
望ましい医療制度 262‐277
教育の危機と経済学 280‐293
ヒュ-マン・キャピタルという非人間的な考え方 294‐298
リベラリズムと学校教育 299‐323
社会的共通資本と教育 324‐334
望ましい学校教育を求めて 335‐344
新古典派経済学の虚構と農業 346‐360
農の営みの再生を求めて 361‐381
社会主義の限界 384‐385
世紀末的混乱から二一世紀へ 386‐395
リベラリズムの思想 396‐402
新世紀を開く社会的共通資本の提案 403‐410
二一世紀社会の構図 411‐412

著者紹介

著者紹介1-1 1928~2014年。東京大学理学部数学科卒業。同志社大学社会的共通資本研究センタ-長等を歴任。専門は数理経済学。著書に「自動車の社会的費用」「近代経済学の再検討」など。