諏訪 哲史/著 -- 国書刊行会 -- 2018.3 -- 914.6

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
書庫9門 /914.6/Su87/ 0010018311585 一般図書 書架

資料詳細

テキスト言語 日本語
タイトル1 紋章と時間 
副タイトル1 諏訪哲史文学芸術論集
著者1 諏訪 哲史 /著  
出版年 2018.3
出版者 国書刊行会
ページ数 492p
大きさ 20cm
ISBN 4-336-06249-9
NDC分類(10版) 914.6
内容紹介 小説狂・諏訪哲史の全評論を集大成。澁澤龍彦、種村季弘、ランボー、村上春樹などの作家・作品、言語芸術、音楽・美術、自作について語る。書き下ろし、多和田葉子・谷川渥との対談も収録。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
言語芸術論 11-53
神々との里程 57-62
「作為見透かし症候群」について 63-66
文学のヘンタイを極める 67-77
どうすれば小説が書けるのですか? 78-82
「マイナー文学」と小説狂の詩 83-86
小説狂と呼ばれて 87-91
なぜ「書くこと」は「読むこと」なのか 92-95
わが内なる「外国語」 96-99
小説とは、芥川賞とはなにか 100-105
「声」、「文字」、「身体」の僕 106-109
言語芸術と「孤独」 110-113
「芸術」から「遊具」へ 114-115
澁澤龍彦が遺したもの 119-122
自画像としての静物たち 123-125
澁澤さんが見ている 126-129
澁澤龍彦『エロス的人間』解説 130-135
サド、澁澤、その裏返された「聖性」 136-137
時には母のない子のように 138-141
怪奇・幻想・綺想文学集-種村季弘翻訳集成 142-143
『種村季弘傑作撰Ⅰ・Ⅱ』解説 144-164
恩師種村季弘を語る 165-175
島尾敏雄日記-『死の棘』までの日々 176-177
「声」との遭遇-再帰する他者たち 178-182
「謡い」の思考 183-186
華麗なる罵倒 187-188
ここに詩おわり、そしてここに詩はじまる 189-192
村上春樹『1Q84』を読む 193-200
村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 201-206
カフカ式練習帳 207-208
朝露通信 209-210
ある年の読書日記 211-213
六つの文学批評 214-221
「漂流」への意志、ふたたび 222-224
百年目の太宰治 225-227
莫言さんとの出会い 228-230
ダダと「言葉の刻印力」 231-237
もしも言葉が液体であったなら 238-241
Louisのいない透視図 242-245
清水義範『イマジン』解説 246-251
ポルト・リガトの館 252-253
語感の辞典 254-256
旅先で読む本 257-258
煮え切らぬ時代の物語 259-260
三十一文字の私小説 261-269
私が選ぶ国書刊行会の三冊 270-271
書くこと…その愛と狂気 272-274
わが青春のフランス書院 275-276
らもん(中島らも)『全ての聖夜の鎖』解説 277-280
出版社を読破せよ! 281-283
古代が懐かしい-西脇順三郎の「永遠=超時間」 284-293
鉄路の先の異界 294-296
夜の夢こそ「リアル」 297-298
万華鏡の破れ穴 299-312
GOZO-器官なき「音楽体」 313-317
「狂Q病」時代のニッポン 318-319
瓶詰の亜細亜 320-321
小説は身をひるがえす 多和田 葉子/述 322-341
若きスノッブたち 345-348
一筆書きツァラのこと 349-352
あがた森魚詩集『モリオ・アガタ1972~1989』 353-354
落ちた偶像 355-358
あがた森魚、もしくは詩の伝来 359-368
友部正人「誰もぼくの絵を描けないだろう」 369-372
マリエンバートに囚われて 373-376
生の「絶対値」を求めて 377-379
思い出の映画を、ひとつ 380-382
四谷シモン 383-385
夢のなかの書店 386-388
エロティシズムと聖性 389-392
書肆孤島の思い出 393-394
顔剝ぎ横丁 395-401
民話「とうせん坊」のこと 402-404
夜ごとの幻燈 405-408
古代密儀的美術批評 409-410
村上芳正さんの『コクトー詩集』 411-414
村上芳正 415-417
いま小説を書くということ 421-422
『アサッテの人』と『りすん』 423-427
かなしい、のはなし 428-433
『ロンバルディア遠景』への個人的所見 434-438
『アサッテの人』文庫版あとがき 439-442
『アサッテの人』中国語版刊行に際して 443-444
『りすん』文庫版あとがき 445-451
『領土』あとがき 452-455
点点点丸転転丸 456-457
『岩塩の女王』あとがき 458-460
「アサッテの人」執筆前夜 谷川 渥/述 461-490

著者紹介

著者紹介1-1 1969年生まれ。「アサッテの人」で群像新人文学賞・芥川賞を受賞。他の著書に「領土」「ロンバルディア遠景」など。