金 時鐘/著 -- 藤原書店 -- 2018.4 -- 918.68

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
文化芸術 /918.6/Ki38/8 0010018322749 一般図書 書架

資料詳細

テキスト言語 日本語
タイトル1 金時鐘コレクション  8
巻の書名 幼少年期の記憶から
著者1 金 時鐘 /著  
出版年 2018.4
出版者 藤原書店
ページ数 416p
大きさ 20cm
ISBN 4-86578-168-7
NDC分類(10版) 918.68
内容紹介 植民地下朝鮮から「在日」を生きぬく詩人であり思想家、金時鐘の思索の全てを集成。8は、1970年代の終わりから90年代の半ばにかけて綴った評論、エッセイを収録する。金石範の解説、細見和之の解題付き。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
クレメンタインの歌 13-29
私の出会った人々 30-69
いまこそ精神の時 70-73
花のありか 74-76
草むらの時 77-87
私の読書日記 88-93
白磁の骨壺 94-101
苦難と人情と在日同胞 102-105
サオギさん、安らかにお眠りください 106-108
こぼれた話 111-116
伝えることのむずかしさ 117-120
語韻の城 121-125
見えない壁こそ壁 126-133
足元からの国際化 134-136
言葉に救いを 137-139
「本名」について思うこと 140-144
私の日本語、その成功と失敗 145-159
日本語の石笛 160-183
野口豊子詩集『草束』に寄せて 187-190
やさしき夜叉のうた。 191-195
それでも日本語に不信である 196-198
材質の奥からのことば 199-202
より詩的な句集 203-204
金素月とその詩について 205-209
消えた「ハイネ」 210-221
紙鳶一つ高くあがれり 222-225
在日世代にまで及んだ「短歌」 226-228
詩を生きること 229-232
私から遠い現代詩 233-236
繰り言からの自由 237-239
現代詩の可能性 240-241
散文の射程 242-259
苦節の民族遺産の数かず 260-262
歌よとどけ!ひとつの心ひとつの歌 265-266
歌い継ぐ歌のかなしさ 267-271
隔てた思いが奏でる響き 272-274
逆光のなかの洪蘭坡の生涯 275-279
歓呼の渦の外で 280-283
「パンソリ」と「恨」について 284-286
百年の芽吹き 287-292
<在日>の可能性への賛歌 293-296
苦節の原動力 297-302
それでも歌はひびく 303-305
重い問いの所在 309-310
揺らぐ燐光 311-317
死者も口を開ける 318-320
「痛惜の念」をはばむ壁 321-324
おそれ考 325-332
見なれた死角 333-340
「戦後」この長き歳月 341-344
加虐には顔がない 345-372
北も南もわが祖国 373-378
またもやこの夏のこと 379-382
透かし見る背後の像 383-386
見えてきた「戦後」 387-389
「あとがき」のついでに 金 時鐘/著 391-395
金時鐘の文体のことなど 金 石範/著 397-407

著者紹介

著者紹介1-1 1929年釜山生まれ。大阪文学学校特別アドバイザー。詩人。「「在日」のはざまで」で毎日出版文化賞、「朝鮮と日本に生きる」で大佛次郎賞を受賞。