吉津 宜英/[著] -- 臨川書店 -- 2018.7 -- 180.8

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
文化芸術 /180/Y94/1 0010018362056 一般図書 書架

資料詳細

テキスト言語 日本語
タイトル1 吉津宜英著作集  第1巻
巻の書名 浄影寺慧遠の思想史的研究
著者1 吉津 宜英 /[著], 『吉津宜英著作集』編集委員会 /編  
出版年 2018.7
出版者 臨川書店
多巻個人件名 慧遠
一般件名 仏教
多巻一般件名 仏教-中国
ページ数 560p
大きさ 23cm
ISBN 4-653-04431-4
NDC分類(10版) 180.8
内容紹介 南北朝隋唐時代の仏教、とりわけ華厳思想に関する研究において画期的な論文を次々と発表し、注目された吉津宜英の著作集。第1巻は、北周の廃仏運動に対して思想的・社会的に抵抗を試みた浄影寺慧遠の研究を収録する。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
慧影の『大智度論疏』をめぐる問題点 9-13
『大智度論』研究における諸問題 14-25
北土智度論師について 26-31
嘉祥大師研究序説 32-44
吉蔵の唯識大乗義批判 45-48
吉蔵の教学と破邪の構造 49-70
吉蔵における『大智度論』依用と大智度論師批判 71-102
中国仏教におけるアビダルマ研究の系譜 103-107
中国仏教におけるアビダルマ研究の発達 108-109
中国仏教における大乗と小乗 110-125
隋唐新仏教展開の基調 126-141
中国隋唐時代における大法の形成 142-167
経律論引用より見た「大乗義章」の性格 171-191
『大乗義章』の構成について 192-194
『大乗義章』「八識義」について 195-200
『大乗義章』「八識義」研究 201-231
地論師という呼称について 232-253
浄影寺慧遠研究について 254-256
浄影寺慧遠研究について 257-259
浄影寺慧遠研究 260-262
地論学派の学風について 263-264
『大乗義章』の成立と浄影寺慧遠の思想 265-274
『大乗義章』の成立と浄影寺慧遠の思想 275-286
『四巻楞伽経』と『十巻楞伽経』 289-297
無情仏性説の考察 298-306
浄影寺慧遠の真妄論について 307-309
浄影寺慧遠の「真識」考 310-315
浄影寺慧遠の「妄識」考 316-339
浄影寺慧遠の縁起説について 340-355
慧遠の仏性縁起説 356-386
浄影寺慧遠の涅槃義 387-392
四宗判と空義 393-397
浄影寺慧遠の教判論 398-425
法身有色説について 426-448
慧遠と吉藏の不二義の比較論考 449-480
『吉津宜英著作集』第一巻について 岡本 一平/著 483-505
吉津宜英博士の学問の特色と早期の研究について 馬淵 昌也/著 506-514
吉津宜英博士における浄影寺慧遠と地論学派の研究 岡本 一平/著 515-541
吉津宜英博士と中国浄土教研究 石川 琢道/著 542-549

著者紹介

著者紹介1-1 1943~2014年。広島県生まれ。駒澤大学大学院人文科学研究科仏教学専攻博士課程満期退学。同大学仏教学部教授、同大学仏教経済研究所所長を歴任。著書に「華厳禅の思想史的研究」など。