竹島 正/編 -- 日本評論社 -- 2023.4 -- 210.7

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
文化芸術 /210.7/Ta65/ 0010023305453 一般図書 書架

資料詳細

テキスト言語 日本語
タイトル1 戦争と文化的トラウマ 
副タイトル1 日本における第二次世界大戦の長期的影響
著者1 竹島 正 /編, 森 茂起 /編, 中村 江里 /編, 東野 真 /[ほか著]  
出版年 2023.4
出版者 日本評論社
一般件名 日本-歴史-昭和時代 , 日中戦争(1937~1945) , 太平洋戦争(1941~1945) , トラウマ
ページ数 347p
大きさ 21cm
ISBN 4-535-58772-4
NDC分類(10版) 210.7
内容紹介 戦争はどのような傷跡を日本人の心と社会に残したのか。現在にまで及ぶその影響を歴史学、臨床学、ジャーナリズム等の協働により学際的に検討する。2021年に5回にわたり開催されたシンポジウムの成果。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第二次世界大戦と日本に関するドキュメンタリー番組に取り組んで 東野 真/著 19-32
戦争はどのように拡大し、何が起きたのか 伊香 俊哉/著 33-48
労働力動員からとらえる日本の戦時体制 佐々木 啓/著 49-62
「戦争孤児」たちが最も苦しんだのは「親戚」「家族」 本庄 豊/著 63-73
かろうじて語られること・それでも語られないこと 宮地 尚子/著 74-82
メディアの戦争責任に関する断章 佐々木 央/著 87-101
戦時下の軍人の妻の立場について 一ノ瀬 俊也/著 102-112
戦死者はどのように扱われたのか? 浜井 和史/著 113-126
追悼の形式 粟津 賢太/著 127-142
戦後日本の「喪の不能」と神話的思考 荻本 快/著 143-152
慰安婦被害者の聞き取り調査という体験から気づかされたこと 岡 檀/著 157-166
「いけにえの島」における住民と兵士の相克、そして沖縄戦PTSDの発見 蟻塚 亮二/著 167-178
日本軍兵士と「加害者のトラウマ」 中村 江里/著 179-193
なぜこんな目に遭わなくてはならなかったのか 根本 雅也/著 194-206
コミュニティ心理学からみたトラウマ 川野 健治/著 207-214
日中戦争によるトラウマの世代間連鎖と修復の試み 村本 邦子/著 219-231
第二次世界大戦のメンタルヘルスへの影響 竹島 正/著 232-244
「身体化された軍隊経験」、「復員兵の子」というポストメモリー 蘭 信三/著 245-259
なぜ日本人は戦争体験をオープンに語り、経験を振り返ることができないか 森 茂起/著 260-272
沖縄戦の記憶と「沈黙の共謀」 北村 毅/著 273-282
トラウマを学びつつ、旧満州に渡った女性たちの語りを振り返る 杉山 春/著 285-300
トラウマ記憶の抑圧・否認をめぐる文化的構造 角尾 宣信/著 301-313
海外の精神科医の視点から キャリー・チェン/著 314-322
日本の第二次世界大戦のトラウマを癒す オイゲン・コウ/述 323-342

著者紹介

著者紹介1-1 川崎市総合リハビリテーション推進センター所長。一般社団法人全国精神保健福祉連絡協議会会長。
著者紹介1-2 甲南大学名誉教授。臨床心理士。